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コ/ー/ド/ギ/ア/スの二次創作ブログ。 ル/ル/ー/シ/ュ至上主義な為、非常に白主従… 特にス/ザ/クに厳しくなる可能性有り。 苦手な方はお気をつけを…
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R2 第十一話捏造小説

アーニャのお話です。

この間アップした話と酷似したものになってしまった・・・細かい設定一緒だし・・・;
違っているのはルルーシュの騎士じゃないって事くらい?

まぁ、あれですね・・・アーニャと過去のルルーシュが出てきたときに妄想したものの一つです。
若干細かい設定を考えるのがめんど・・・ゲフンゲフン だったので使いまわしです。

途中なのはこれが前編だからです。
日にちが経ってしまうかと思いますが後編も載せます。



さて、今日もスザクさんが少しだけ出てましたが聞き流せない(ウザイ)発言してましたね。
あまり台詞無かったと思うのですが・・・どうして記憶に刻み込まれるほどの爆弾発言を残していくのでしょうか。
結局(頭の回らない)ああいう人だって言うことなんですね。



 


















『僕はルルーシュ。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。お前は?』

 

 

消せないものが一つだけあった。

自分には関係のないもののはずなのに、震える指先はボタンを押すことが出来ない。

 


「どうして・・・」

 

 





 


消せないもの

 

 






 

 


出撃準備も終わり、各々の機体に乗り込んだラウンズ達は出撃命令が下されるまでの短い時間を手持無沙汰に過ごしていた。
いつものようにアーニャはモルドレッドに乗り込み、いつも持ち歩いている携帯電話を手にした。
そこからいくつもの写真をしまっているファイルを開き、その中の一つをクリックすると画面いっぱいに写真が大きく展開する。

画面に映るのは、どこかの庭園を背景に黒い髪をして紫の瞳を持つ少年の姿を映した写真。


「ルルーシュ・・・?」


小さく名前を口にするが、アーニャにはそれがルルーシュなのかが分からなかった。

これはルルーシュ?でも私、知らない。


いくら思い出そうとしてもアーニャには思い出すことが出来なかった。思い出そうにも白い靄のようなものが全てを隠して見えなくしてしまう。
知らないはずなのに、携帯電話の記録には残っているのだ。何度も写真を消そうにも、指が震えて消せなくて。

ルルーシュという名前だって、今日たまたま知ったこと。
パーティーに来ていたアスプルンド伯爵の婚約者のミレイに見せて欲しいといわれて写真をいくつか見せている時、同じラウンズのスザクが部屋にやってきた。
そんなスザクの口からその人物の名が零れ落ちたのだ。
開いていた写真はこの間アッシュフォード学園に行ったときに写したものだったが、アーニャにはその写真に写る人物と消せない写真に写る人物が同じに見えた。
絶対に同じ人物。なんの確証も無いけれど、アーニャにはそう思えた。きっとそう。アーニャの勘はそう訴えるけれど名前を聞いてもこの人物を思い出すことは出来なかった。

 

「アーニャ?おーい。アーニャー?」

通信機から聞こえたジノの声にアーニャは数度瞬きを繰り返した。

気がつかなかった。


「・・・ジノ・・・」


名前を呼べば小さくため息を吐いたのが聞こえた。


「出撃だとさ。どうかしたのか?どこか上の空みたいだけど。」

「・・・なんでもない。」


そう。なんでもない。私に関係ない。

そう言ってアーニャは手にしていた携帯電話を閉じてポケットへと突っ込んだ。

 

 


中華連邦は現在混乱していた。
象徴である天子がゼロによって攫われ追い詰められた黒の騎士団は天帝八十八陵への篭城を余儀なくされていたはずが、ゼロの策略によって中華連邦に以前から潜んでいたと思われる反抗勢力が好機とばかりに暴れ出し、気づけば形勢は逆転されていた。
ブリタニアは大宦官の援護に回るような形でこの戦いに参戦していたラウンズ達は向かってくる黒の騎士団、そして反乱軍と戦っていた。

 

「黒の騎士団は殲滅。」

 

そう言ってアーニャは向かってきた黒の騎士団のナイトメアフレーム二機を押し返そうとした瞬間、記憶の欠片が頭の中に流れ込んできて思わず操縦桿を手放した。



『君は・・・そうか。君は、どうしてここにいるんだい?』

『こんにちは、いいえ・・・ここには誰もいないわね。じゃあ、はじめまして・・・かしら?』

『イレギュラー。この言葉は、お前のためにあるようなもの。』

 

『僕はルルーシュ。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。お前は?』



微笑むのは、黒い髪を持ち紫の瞳の・・・



「っ!・・・なに、これ・・・」


頭が割れそうなほどの頭痛に苛まれ、アーニャは操縦することが出来ず思わず自らの頭を抱え込む。
しかしその瞬間、騎士団のナイトメアによってアーニャは地面へと叩きつけられた。スザクの声に反応することも出来ず、モルドレッドの周りは騎士団の人間に囲まれ、逃げ出すことが出来なくなってしまった。


「アーニャっ!」

「・・・っ!」


朦朧とする意識の中で、ジノがこちらの援護に向かうことを通信で伝えているのが聞こえる。
アーニャは必死に操縦桿へと手を伸ばすも、空を掠めるのみ。

ようやくモルドレッドのところまで行き着いたジノだったが、周りにいる黒の騎士団によって近寄ることが出来ない。そんな中下されたのは、撤退と言う指示。


「アーニャは!アーニャはどうするというのですか!」
「ジノ!」


暴れるジノをスザクが押さえ込む。返る言葉はただ一つ、やはり撤退の一言だけだった。
見捨てるという判断に、ジノは苛立たしげに計器を思いっきり殴りつけた。

 


「くそっ!!!アーニャ!!!」

 

 





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