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コ/ー/ド/ギ/ア/スの二次創作ブログ。 ル/ル/ー/シ/ュ至上主義な為、非常に白主従… 特にス/ザ/クに厳しくなる可能性有り。 苦手な方はお気をつけを…
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最近好きなものはギ/ア/ス!今から4月が楽しみ!
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三日坊主な私が始めたサイトなので
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R2 第十一話捏造発生小説

アーニャとルルーシュ+騎士団です。


前編後編にしようとしたら何故か終わらなくて・・・
つらつら書いていたら上下の『下』にしては長過ぎなものになってしまったので切ることにしました。

ちなみにこれの続きはまだ出来てません;すみません;
終わりが見えない・・・でも後一話しか続きません!そこは断言できますv


みなさん夏風邪には気をつけてくださいねー!
私の夏風邪はいまだに治ってません;
鼻水が・・・ついでに目と頭も痛いです・・・ってそれってパソコンのやりすぎ・・・!(笑)


コメントと拍手、いつもありがとうございますvv
コメント返信、もう少し待っていてください;















 


中華連邦、朱禁城に神楽耶と共に現れたルルーシュはシュナイゼルの左側に立つアーニャの姿を見て小さく息をのんだ。




「あ、れは・・・」

「どうかしましたか?ゼロ様。」


「あ、あぁ・・・いや。なんでもない。」


そう言ってルルーシュは神楽耶の言葉に首を振った。


見間違い?いや、そんなはずはない。しかし・・・

 

「どうして・・・」

 

 

 

 

 




消せないもの 中



 

 

 

 

 

 

 


アリエスの離宮の近く、薔薇が美しく咲き誇るバラ園にルルーシュはいた。
母であるマリアンヌはとても気高く美しい。そんな母にバラを一厘あげたくて、ルルーシュはバラ園に足を運んでいた。
今までバラ園には来ることはあってもそこから花を摘み取るようなことはしたことが無かった。それは植物にも命というものがあるのだから無闇に積んではいけないのだと、母から教えられていたから。けれども今日は母の誕生日。今日位は良いだろうとバラ園に来ていたのだが、ルルーシュはバラを選ぶのに夢中で気がつけば迷ってしまっていた。
自分の背よりも高いバラの園はルルーシュを迷い込ませるには十分であった。
そんな時、花の色とは違うピンク色が視界を掠めルルーシュは思わず呼び止めていた。

 

『お前っ!』

 

けれどもそうして呼び止めた人物は、白い特徴的な服装をしていることに気がつく。
以前母が纏っていたものに似ている。肩から流れる長いマントには大きく神聖ブリタニア帝国のマークが入っていた。

 

『お前・・・ラウンズ・・・?』

 

口に出して言えば目の前の白い服を纏った人物は振り返り驚いたようにルルーシュを見下ろした。
しかしルルーシュはルビーのような赤い瞳とユーフェミアのようなピンク色の髪を持ったラウンズなど見たことが無かった。けれども同時に、自分の見たことのないラウンズがいることも思い出し、納得がいったように小さく頷く。


『もしかしてナイトオブシックスか・・・?母上もラウンズでツーの地位についていた・・・そんな母上と一番親しくしている者がシックスだと、以前仰っていたが・・・』
 
『・・・』


違うのか?と言うよう見上げるも相手は無表情で僅かに瞳を細めるだけ。そうした無言の態度を肯定の意味と取ったルルーシュはそのまま話を続けた。


『それなのに一度もアリエスの離宮に連れてきてくれないんだ。今日は母上の誕生日を祝いに来てくれたのか?あぁ、そうだ。まだ自己紹介をしていなかったな。
僕の名前はルルーシュ。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。お前は・・・?』


僅かに瞳を見開いて、ピンク色の髪を揺らして跪いた目の前の人物は、ルルーシュからは高く結い上げた髪しか見えず、表情を窺うことは出来なかった。


『私は・・・』

 

 

 

 


「アーニャ・・・」

 

モルドレッドから引き摺り下ろされた少女に向かって、ルルーシュは小さく呟いた。

中華連邦の各地で開始された反乱軍の動きを受け、天帝八十八陵に展開していたブリタニア軍に撤退が言い渡された。
暴動は中華連邦の中枢による天子への発言や天帝八十八陵への攻撃で起こったものであった。天子と第一皇子との結婚がゼロによって妨害されたために現在両国の関係は特に何かこれといったもので結ばれているわけではない。そのため他国であるブリタニア軍に中華連邦内で起きた暴動を鎮圧する義務は無く、大宦官の援護に来ていただけのブリタニア軍はシュナイゼルによって撤退という命令が下された。
地面に落とされたモルドレッドは騎士団のナイトメアに囲まれ動くことが出来なかった。そんなアーニャのところにジノはトリスタンで向かったが、単機でどうにかなるほど騎士団が弱いわけでは無かったため、モルドレッドを囲む騎士団のナイトメアにジノは手こずってしまっていた。そんな時に出された撤退と言う命令。あと少しと言うところで手が届かず、命令違反をしてまでアーニャを助けようとするジノをスザクがランスロットで無理やり引き離し、連れて帰るような形で天帝八十八陵から離れた。
広い視野で戦局を読み撤退を言い渡したシュナイゼルに、さすがだとルルーシュは仮面の下で彼方に消えたアヴァロンを見つめた。

そして現在。


「おらっ!おとなしくしろよな!」

「玉城!相手は女の子なんだぞ?!もう少し・・・」


黒の騎士団の格納庫まで連れてこられたモルドレッドから下ろされ玉城によって拘束されている状態であった。
扇がそんな玉城の行動に注意するが、奥からやってきたラクシャータがキセルを吹かしながら扇の言葉に反論する。

 

「あらぁ、そんな甘いことを言っていたらだめよぉ?なんたってこの子はこれでもラウンズなんだから。」

「ラウンズ・・・?あの、枢木スザクがナイトオブセブンについたという・・・?それは・・・」

「知らないのぉ?ラウンズって言うのはねぇ、皇帝陛下直属、ブリタニア帝国最強の騎士に与えられる総称よ。ついでにぃ、ナンバーがゼロに近いほど強いってわけよぉ!」

「なっ!そ、それじゃあこの子・・・」

「そうです。彼女はナイトオブシックス。枢木スザクよりも一つ前のナンバーを与えられた者なのです。・・・どうしますか?ゼロ。彼女はそのまま独房へ・・・」

 

ルルーシュはそんな団員たちの言葉を頭の片隅で聞きながら目の前にいる少女を見つめていた。

似ている。アーニャに・・・まさか、本当に、彼女は・・・いいや、そんなことがあるはずがない。

頭の中で否定しながらも完全に否定できない自分がいることがルルーシュを戸惑わせる。

 

「あ、あぁ。そうだな・・・」

 

「っておいおい!こいつ携帯電話持ってるぜ?!こんなの持ち込まれて仲間を呼ばれたら厄介だ。つーわけで没収―!」

「・・・っ!だめ!」

 

今まで特に反応を示す事無く、声を発することすらしなかった少女が携帯電話を取られた瞬間反応したことに周りに居た騎士団員は驚く。
後ろ手に拘束された状態で自分を抑える相手を振り切りアーニャは携帯電話を奪った相手に体当たりをした。
そんな彼女を近くにいた団員がすぐに捉え、地面に押さえつける形で取り押さえられる。玉城の手から落ちた携帯電話は床を滑るように進みゼロの足元へとたどりついた。アーニャはそんな携帯電話に視線を注ぐ。


「かえ、して・・・っ!」

「何すんだテメェ!そんなに大事なモンが入ってんのか?!ただの携帯電話だろぉ?」

「やめてっ!私の・・・っ!」


足元に転がってきた携帯電話にゼロは視線を向けた事にディートハルトは気がつき、耳打ちするようにゼロへと近づく。

 

「・・・ゼロ。この携帯電話・・・何か重要なものが入っているのかもしれません。私はすぐに確認する事をお勧めしますが。」

「・・・あ、あぁ。そう、だな。」

 

ディートハルトの言葉は正しい。確かにそうしたほうが良いことはルルーシュにも分かっていた。けれど目の前の携帯電話に視線を向けたまま動くことが出来いことに、仮面の中で思わず目を見張る。

これは見た事のあるもの。いつだったか、いや、そんなことは分かっている。

けれど頭が信じたくないだけでその答えはルルーシュの中ですぐに出ていた。
今目の前にあることがどれだけ夢であったなら良いかなどという言葉は母、マリアンヌが殺された時に捨てた。ならば目の前の事は現実で。

 

「どうして・・・」

 

呆然と呟かれたそんな言葉に周りに居た騎士団員は呟いた人物であるゼロへと視線を向ける。
けれどルルーシュはそんな視線を気にしている余裕など無かった。
視線を床に落ちている携帯電話から団員に押さえつけられているアーニャへと向けて続けた。

 

「・・・お前はあの時のまま・・・・・・」

 


その言葉に、その場にいた者たちが動きを止めた。

 

 

 

「ゼロ・・・?どうされたのですか・・・?」

 


「・・・!あ、あぁ・・・いや、なんでもない。」

 

静かになった空間の中、不思議に思ったディートハルトが声をかければゼロはすぐに我に返り言葉を返した。


「ゼロ、疲れているようなら休んでくれて構わない。ここは俺たちがやっておくから。」

「そうだ。久しぶりにナイトメアに乗ったんだ、疲れていないわけがない。休めるときに休んでおけ、これから何があるか分からないからな。」


扇と藤堂にかけられた言葉にルルーシュは若干の疲れを感じていたために、素直に小さく頷いて了承すると部屋に戻るべく踵を返そうとした。
しかしすぐに足元の携帯電話の事を思い出し、とりあえずは中身の確認と、そしてそこにもし重要な情報が入っていた時のことを考え、情報のエキスパートであるディートハルトに渡す為、ルルーシュは床に落ちるそれへと手を伸ばした。

 


携帯電話とルルーシュの指が揺れるか触れないかという瞬間、あたりは眩い光に包まれた。

 

 








 

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